くれいしブログ
こんにちは!!今回はシーラントについてお話させて頂きます。
シーラントとは歯の溝に樹脂をつめる予防処置です。
処置する場所は乳歯や生えたての永久歯の奥歯にします。奥歯は段差もあり磨きにくくなっているので初期虫歯になりやすいです。
費用も保険が使えます!
歯も詰めるだけなので、削る事もしません。
しかしデメリットもあります。永久でなく、取れてしまう事もよくあります。綺麗にとれれば良いのですが、欠けたりすると歯とシーラントの隙間に物が詰まり、シーラント前の歯よりも磨くのが難しく、そこから虫歯になるなんて事もあります。
ですので、できれば定期的にシーラントが取れていないかの確認とフッ素を塗りに来て頂く事が一番です。
後は、治療をした歯にはできません。樹脂を詰めていり、銀歯が入っている分は既に溝がないためです。
歯に溝があると虫歯になりやすいです
溝を埋める事で虫歯になりにくい歯にします
歯を抜いた後にいくつか注意事項がございます!
- 痛み・・・麻酔が切れた後に痛みがでる場合がございますので、鎮痛剤(痛み止め)を受付でお渡ししますので、痛みがでた際は服用してください。
- 麻酔・・・個人差ございますが、1.2時間後ぐらいで麻酔が切れますので、麻酔がきれてからお食事してください。温かいものは火傷しやすくなりますので控えましょう。(お飲み物もこぼれやすいので麻酔切れてからか、こぼれないよう意識して飲んでください。)
- 腫れ・・・抜いた後ははれぼったく感じることが事がありますが、その際は冷たいタオルなどで軽く冷湿布してください。冷やし過ぎは注意です!
- 飲酒、激しい運動、長湯・・・抜いた日は血行がよくなることはしないでぐださい。
シャワーは大丈夫です!
- 歯磨き・・・いつもどおり歯を磨いて頂いて大丈夫ですが、抜いたところは避けて磨いてください。
うがいは軽めにしてください!
Q:炎症がひどいほど麻酔が効かない!?
A:炎症が激しいと、患部にできる酸が弱アルカリの麻酔薬の効き目を打ち消してしまいます。普段の倍量注入しても効かずあごの神経の近くに麻酔が必要になるケースも。虫歯や歯周病はひどくならないうちに受診を!
Q:麻酔が効きやすい人と効きにくい人がいるの?
A:麻酔が効きにくい人、それは骨がガッチリしていて麻酔が骨に浸み込みにくい人です。特に効きにくいのが下あごの奥歯。効かない場合は、あごの神経近くに麻酔を追加する場合があります。
Q:麻酔の後のジーン、気になります。
A:特にあごの神経近くにする麻酔はしばらく切れません。軽いしびれが気になって触ったりするとキズや腫れの原因に。お食事は口の中や唇を噛みやすいので、麻酔が切れるまで我慢をお願いします。
Q:1本の歯に何度も麻酔を打つのはなぜ?
A:麻酔薬を歯の根全体に届かせる必要があるからです。特に奥歯は根の数が多いため、麻酔薬を多く注入します。予想より骨が厚かったり炎症が激しいケースは、追加の麻酔が必要になることが多いです。
※体調が悪い時は治療延期も視野に。
体調が悪かったり、疲れているときに歯科治療のストレスが加わって、万が一発作などの偶発性を起こしては大変です。「予約したから」「先生に悪いから」と無理して治療を受けず、今のコンディションについて伝えて、治療はひとまず応急処置にとどめ、体調が回復してからしっかりと治療に通いましょう。