禁じられた予防 その二


厳密に言うと、例えば歯を抜いた時に処方される抗生物質や鎮痛剤も予防にあたります。なぜかというと、歯を抜いた時点では麻酔が効いていて痛くないのに、後々麻酔が切れて痛くなった場合のために処方されるのが鎮痛剤で、現時点で感染していないのに後々化膿しないように処方されるのが抗生物質だからです。後々起こる可能性があろうがなかろうが、現時点では何もないのに処置や処方するのは全部予防です。以前、歯を抜いた時に抗生物質を処方せず、化膿しちゃったということで裁判になったケースでは、歯医者が敗訴しています。「予見できたのに必要な処置を怠った」という理由で。保険では「予見できても予防する処置を行う」と違反になります。どうすりゃ良いの…(=o=;)

(続く)

2017年1月01日|



 
 
 
 
 

2017年1月01日 | カテゴリー くれいし探偵の事件簿  |