歯の豆知識 第41回 『矯正不正の種類』


☆歯列不正(悪い歯並び)の種類

 

叢生(そうせい:ガタガタの歯並び)

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・歯が重なりあって生えている状態を叢生と言い、日本人に多く見られます。(八重歯も叢生の一種)

・原因は色々ありますが、多いのはアゴが小さすぎることによって歯が並ぶスペースが足りなくなることです。

・治療法としては、子供の時期であればアゴの大きさを広げる事により歯を抜かずに矯正することもあります。

 

上顎前突(じょうがくぜんとつ:出っ歯)

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・上顎前突とは、上顎が下顎より前に出ている歯並びのこと。

・上顎前突の人は普段から鼻ではなく口で呼吸したり、舌の位置が正しくなかったりすることが多いので、良くないクセを直すト レーニングが必要になることもあります。

治療法は、多くの場合数本の歯を抜いてきれいに並ぶだけのスペースをつくり歯を並べます。

 

下顎前突(かがくぜんとつ:受け口、反対咬合)

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・ 下顎前突とは、下顎が上顎より前に出ている歯並びのこと。

・この場合も歯を抜いて矯正することが多いのですが、重度の下顎前突の場合には、下アゴの骨を手術で切って後ろに下げる「外科矯正」が必要になることもあります。

・中には、下顎を前に出すのがクセになっているだけの人もいます。

 

開咬(かいこう:前歯が咬まない)

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・     開咬とは、奥歯が噛んでいても、前歯が噛まない状態です。

・     開咬だと前歯でものが噛みきれなかったり、正しい発音がしにくかったりしますが、この場合も歯を抜いて矯正することが多くなります。

 

 

 

空隙歯列(くうげきしれつ:すきっ歯)
c04-e・     空隙歯列とは、歯と歯の間に隙間が開いてる状態のことです。

・     乳歯の空隙歯列の場合は全く異常ではありません。この隙間があることで乳歯より大きな永久歯が生えてきたときに、きれいに並ぶことができるのです。

むしろ、乳歯の時期に歯と歯の間の隙間が全くない場合には、将来永久歯が生えてきたときにスペースが足りなくなり、叢生(ガタガタの歯並び)や上顎前突(出っ歯)になってしまうことが考えられます。

・     永久歯の歯間空隙の場合であっても、見た目さえ気にならないのであれば歯間空隙は特に問題がないことが多いですが、見た目が気になるのであれば矯正したり、ラミネートベニアダイレクトボンディングといってレジンを歯に盛り足したりして対応することも可能です。

 

 

2015年11月02日|



 
 
 
 
 

2015年11月02日 | カテゴリー 歯の豆知識  |