歯の豆知識 第25回 口腔ケアで口内炎予防


「口腔ケアで口内炎予防」

がん治療や大きな手術を受ける前の患者さんが、歯科の口腔ケア(歯石取りやクリーニング)を事前に受け、お口の中をきれいにしておくと治療中や手術後に起きがちなつらい副作用や合併症のリスクがグッと減るということご存知ですか?

がんの放射線治療や抗ガン剤治療、大きな手術を受けて体力が低下している患者さんに、口内炎ができて重症化したり、肺炎や発熱が起き患者さんの体力を奪って回復を防げてしまう副作用や合併症が、かねてからたいへん問題になっています。
この大きな原因となるのが、お口の中の細菌です。

治療で体力が落ちた患者さんのお口の中は口内炎ができやすく、しかも炎症が重症化しやすい状態です。時には痛みで食事が思うように摂れなくなり、体力の低下のためにがん治療を中断せざるを得なくなることすらあります。

また、術後の肺炎や発熱も、お口の中の細菌が原因になって引き起こされることが少なくないのです。こうしたトラブルを減らすために重要なのがお口の中の清掃です。
事前に可能な限り細菌を減らしておくことで、つらい副作用の症状や合併症のリスクを減らすことが出来ます。おいしく食べて体力が早く回復すれば、治療効果の向上につながります。

がん治療や大きな手術を控えたかたは、可能な限り、歯科のプロによる口腔ケアをぜひ事前に受けましょう。
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2014年1月08日|



 
 
 
 
 

2014年1月08日 | カテゴリー 歯の豆知識  |