歯の豆知識 第1回 むし歯の成り立ち


歯の豆知識

このコーナーでは、ちょっと知っておくとためになるお口の健康に関する情報を配信いたします。
皆様の健康のお手伝いができたら幸いです!

初回は、むし歯の成り立ちについてです。
歯磨きを丁寧にしているつもりなのに、「なぜかむし歯になってしまう」という方はいませんか?
もしかしたら、甘いものをだらだら食べたり、飲んだりしていることに原因があるかもしれません。日常生活で、甘いものを全く口にしないということは、なかなか難しいと思います。ホッと一息つきたいとき、お友達とのおしゃべりなどにはおやつがあると、話題も盛り上がるかもしれませんね。甘いものの食べ方、飲み方を少し工夫するだけで、むし歯もできにくくなるかもしれません。
さて、むし歯はどのようにしてできるのでしょうか?下の図はむし歯になるリスクを高める要素を示しています。

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この三要素が重なる時間が長くなればなるほど、むし歯になるリスクが高まります。

しかし、逆に言えば、要素が重なる時間が短ければ短いほど、むし歯になるリスクを減らすことも可能です。では、一体どうすればよいのでしょうか?
私 たちのお口の中のpHは、たえず変化しています。普通は唾液の力で、中性(pH7)に保たれていますが、食事をすると酸性に傾きます。酸性になると、歯の 表面のエナメル質が溶け始めてしまいます。このことを「脱灰(だっかい)」といい、pH5.5を境に脱灰が始まります。しかし、飲食をやめて30分ほどたつと唾液の働きによって、お口の中は中和され、エナメル質表面の酸によって溶け出されたミネラル成分を元に戻す「再石灰化(さいせっかいか)」が始まります。したがって、お口の中が中性に戻る前にだらだらおやつを食べたり、ジュースを飲んだりしていると、常に歯が溶けている状態で、非常にむし歯になりやすいのです。
むし歯を減らすには、規則正しく食事をとること、間食はできたらまとめて行うことが重要です。また、食事の時はよく噛んで食べることで、唾液の分泌量を増やすことや、お子様なら顎の成長を促すことにもつながります。歯ブラシもお口の中が中性になってから、行う方が効果的です。また、フッ素入りの歯磨き粉もむし歯に予防に効果的なので、是非活用しましょう!

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むし歯予防のポイント
・    甘いものはまとめて!
・    食べるときはよく噛んで!
・    歯ブラシは食後30分おいて!
・    フッ素入りの歯磨き粉を使って!

2012年1月10日|



 
 
 
 
 

2012年1月10日 | カテゴリー 歯の豆知識  |