小児歯科PEDIATRIC DENTISTRY
小児歯科
お子様の歯が生え始めると
「歯磨きを嫌がる・・・」
「むし歯になっていないか心配・・・」
「歯並びが気になる・・・」
といったいろいろな悩みがありますよね。
くれいし歯科クリニックでは
- お子様が自分で歯磨きを上手にできるように一緒に練習します!
- 保護者の方へ仕上げ磨きのポイントをアドバイスします!
- フッ素塗布やシーラントでむし歯になりにくい歯にします!
お子様の歯について
乳歯の前歯の隙間について
からだの成長にともない、あごも成長します。すると、乳歯の歯と歯の間には隙間が出来てきます。この隙間は永久歯が生えてくるための大事なスペースです。
このため乳歯で隙間がない場合は永久歯の歯並びに影響する場合もあります。お子様の歯並びで気になる方はスタッフにお気軽に相談ください。
このため乳歯で隙間がない場合は永久歯の歯並びに影響する場合もあります。お子様の歯並びで気になる方はスタッフにお気軽に相談ください。
※当院では歯科矯正は行っておりませんが、月に一度、矯正専門のDr.による無料相談も行っております。
シーラント
生え変わったばかりの永久歯は歯の質がまだ弱く溝も深いため、いくら歯磨きを頑張っても溝の深くに存在する虫歯菌や汚れを取り除く事ができない場合があります。
シーラントは歯を傷つけることなく、レジンという白い硬質のプラスチックで歯の溝をふさぎます。簡単な処置(一歯3分程度)で終えることができます。
フッ素塗布
フッ素は歯に対して酸に強い結晶を作ると同時に歯の再石灰化を促進します。また虫歯菌であるミュータンス菌の働きを抑制させます。乳歯が生え始めたらフッ素塗布を行いむし歯予防しましょう。
※フッ素塗布は単に1回受けても効果は得られませんので定期的(3~4ヶ月)に継続して受ける必要があります。
キッズ診療室
開放的で明るい個室の診療室です。お子さま向けのコーナーや、授乳室・おむつ替え台など完備しております。
小児歯科よくあるご質問
- Q
- 子どもが仕上げ磨きを嫌がります。
- A
- 小さいお子様は、眠かったり遊びたかったりなど機嫌によってもなかなか仕上げ磨きをさせてくれない時もあると思います。お子様の好きな音楽や子供向けの歯磨きの動画をつけたりして歯磨きタイムが楽しくなるといいですね。また、上の前歯は上唇の裏の上唇小帯という“ひだ”に歯ブラシが引っかかり痛がることもあるので、ひとさし指で上唇を押さえ、縦磨きするようにしてみてください。
- Q
- 子どもが歯ぎしりをするのですが大丈夫でしょうか?
- A
- 乳歯の前歯が上下生え始めるときにする歯ぎしりは、心配する必要はありません。前歯が生え始めて気になっていたり、顎の位置を決めるためにする成長過程の一つです。
- Q
- 歯が生えていない時期は歯磨きは必要ですか?
- A
- 歯磨きは必要ないですが、準備段階としておひざにあおむけでごろんとさせて頬や口をさわることを遊びの一つに取り入れてみてください。そうすると、歯が生えて歯磨きをするときにお子様もスムーズにできることにつながります。
- Q
- 赤ちゃんに使う歯ブラシはどのようなものがいいですか?
- A
- 赤ちゃんが上手に自分で歯ブラシを持てるようになれば、市販で売っているような持ち手が太く、握りやすい赤ちゃん用歯ブラシを持たせてあげて練習してもいいかもしれません。ただ、のどを歯ブラシでつかないように十分見ていてあげてください。仕上げ磨きは大人用歯ブラシは大きすぎるので、子供用の歯ブラシを使ってください。
- Q
- 歯ブラシはどれくらいの頻度で変えたらいいですか?
- A
- 1ヶ月に1回を目安に変えて下さい。1ヶ月未満でも毛先が広がっているようなら、歯磨きがしにくくプラークなどが残りやすくなるので変えた方がよいです。
- Q
- 子どもの歯磨きにフロスは必要ですか?
- A
- 奥歯が生えそろってくると歯と歯の間に汚れが溜まりやすくなり、そこからむし歯になることがあります。フロスを1日1回(できれば寝る前)でいいので使用することをおすすめします。
- Q
- 親が虫歯になりやすいのですが、遺伝はありますか?
- A
- 後天的な影響の方が大きいと思います。例えば、虫歯菌の子どもへの感染は母親など育児をされる方からのものが大半を占めるので、お母様の虫歯菌の数が多いとお子様も虫歯になりやすいということがわかっています。
- Q
- お母さんとのスプーンなどの食器の共有でむし歯菌がうつると聞いたのですが、食器は使った後消毒しなくても大丈夫ですか?
- A
- 虫歯菌のほとんどが嫌気性菌といって酸素がない状態のところで増える菌なので、食器を洗剤で綺麗に洗い、水で流す程度で十分だと思います。
- Q
- 乳歯が虫歯になっても抜けたら永久歯には影響ないですか?
- A
- 乳歯が大きい虫歯になるとその後に生えてくる永久歯に影響があります。例えば根の先に膿を貯めると永久歯が変色してしまったり、虫歯になった乳歯を避けるように違う場所から生え歯並びが悪くなったりします。
- Q
- 夜間の授乳やミルクは虫歯になりやすいですか?
- A
- 母乳やミルクに含まれる乳糖そのものはむし歯の直接の原因ではありません。しかし離乳食が始まり、「お口のケア」が悪くてプラークがたまり、母乳と食べかすが口腔内にあるとむし歯になりやすいといわれています。特に寝ている時は唾液の量も減り、むし歯になるリスクが高くなります。寝る前は丁寧に歯磨きをしましょう。(ちなみに母乳と粉ミルクで糖の含有成分に大きな差はないといわれ、虫歯の発生リスクも差はないようです。)
- Q
- 指しゃぶりは歯並びに影響を与えますか?
- A
- 指しゃぶりを続けると上下の前歯の間に隙間が出来たり、出っ歯になったりします。指しゃぶりはできれば3歳ごろから徐々にやめさせるように声掛けをしていきましょう。
- Q
- 前歯の歯ぐきと歯とのきわが赤くなっているのですが・・・
- A
- 汚れが溜まって歯肉炎になっている状態です。乳歯と違って永久歯の歯は大きく磨き残しができやすいので、歯ぐきとの境い目も意識して磨くようにしてください。
- Q
- 乳歯をぶつけて歯の色が変わってしまった場合、永久歯に影響がありますか?
- A
- 歯の歯髄が死んでしまって変色した場合、変色したまま放置すると歯髄が感染を起こし、乳歯の根の下に膿がたまり、永久歯の形成や生え替わりに問題が起こることがあります。
- Q
- 中学生になったのですが乳歯がまだあります。大丈夫でしょうか?
- A
- 個人差があるのでただ遅いだけで問題なく生える場合もあれば、先天的に永久歯がなかったり、乳歯の根の影響で永久歯が萠出しない場合もあります。気になる場合は一度歯医者さんに相談してもよいかもしれません。
- Q
- フッ素は安全ですか?
- A
- フッ素はほとんどの食品に含まれるミネラル成分の一つです。フッ素塗布やフッ素配合歯磨き剤に含まれるフッ素は適正な使用をすれば安全です。虫歯予防にフッ素は非常に有効ですので、安心してご使用ください。
- Q
- フッ素塗布はいつから始めればよいですか?
- A
- 歯が生え始めたらしましょう。ただ1回するだけでは効果はなく、定期的(3~4ヶ月)に受ける必要があります。
- Q
- シーラントって何ですか?
- A
- シーラントはむし歯予防のひとつで、奥歯の噛み合わせの溝を白いプラスチックで埋める方法です。特に生えたばかりの歯の溝は深く、歯ブラシの毛先が届かない場合があるので、むし歯になりやすいです。そのため虫歯になる前にあらかじめ溝を塞ぐことでむし歯を予防します。
- Q
- 子どもの健診はいつ行けば良いですか?
- A
- 3ヶ月~4ヶ月に1度を目安におこしください。歯磨きの練習やむし歯になっていないかなどをチェックします。