くれいし探偵ブログ

小児

こんにちはヽ(´―`)ノ
今日はフッ素の効果について紹介したいと思います~!

まずフッ素とは自然界のなかに広く存在する天然成分で身近な食品にも多く含まれています。
WHOやFAOが「歯の健康に有益」と認め、虫歯予防のために世界中で積極的に使われています。
 

フッ素には大きく分けて3つの効果があります!

① 歯の再石灰化を促進すること
② 虫歯菌の活動を抑えること
③ 歯質を硬く丈夫にすること

 
などです。

適切な濃度がお口の中に長く保たれるほど、これらの効果が発揮されるので、フッ素配合歯磨き剤には、こうした効果が発揮されやすい適切な濃度が配合されています!

 

さらに、フッ素配合歯磨き剤の効果を上手く引き出すコツが有りますので紹介します!

① 毎日使う
食事ごとに溶けている歯を守るにはスピードに勝るスピードで補修することが肝要です。
フッ素の力を借りるために毎日使いましょう。

② 寝る前に使う
フッ素はお口の中に長くとどまるほどよく働いてくれます。
就寝中は唾液の量が減るのでフッ素が唾液に流されず再石灰化の効果が上がりやすいです

③ すすぎは1回で
せっかくフッ素配合の歯磨き剤を使ってもすすいで捨ててしまっては効果が期待できません。
すすぎは最低限にしましょう。

④ 水は少なめで
すすぎに使う水はおちょこ1杯分あれば十分です。
製品によっては使う水の量を紹介してますので参考にしてください。

⑤ 使用量は適量を
年齢ごとに使用量の基準が設けられています。

⑥ ジェルや洗口液をちょい足し
寝る前にすすぎが少なくて済むジェルや、すすぎが必要ない洗口液を使うと、フッ素がお口にとどまりやすく効果がアップします。

 
当院で販売している歯磨き剤にもフッ素配合のものが有りますので、気になる方はスタッフまでお声掛け下さい

 

2018年2月01日|

乳歯には前歯から奥歯にかけて、AからEの名前がついています。

上の歯0067010002

 

 

下の歯

 

 

milkteeth_6months

~ 生後9ヶ月 ~

下の前歯(下のA)が生えてきます☆

この後上の前歯(上のA)も生えてきますよ^^

 

 

milkteeth_12months

 

~ 1歳から1歳半 ~

Aの隣に上下のBが生えてきます☆

 

 

milkteeth_18months

~ 1歳半から2歳 ~

その次は、Cではなくて奥歯のDが生えてきます☆

ちゃんとその後に犬歯のCが生えてきますよ☆

 

 

milkteeth_24-36months~ 2歳から3歳 ~

Dの後ろにふたつめの奥歯Eが生えてきます☆

乳歯は合計20本です。

6歳頃になるとEの後ろに永久歯が生えてきますよ☆

 

 

♯ 乳歯の虫歯になりやすいところ ♯

milkteeth_polish2歳まで…上の前歯の表面!

右の図のように歯の表面をくるくる磨きしましょう♪

 

また、寝る前に哺乳瓶で糖分の含まれた飲み物を取ると、前歯の裏側が虫歯になってしまいます!

そのような習慣をつけないようにしましょう♪

 

2歳から3歳まで…上の前歯の歯と歯の間!

3歳を過ぎると…上下の奥歯の噛み合わせの面と歯と歯の間!

sealant009_caption

 

奥歯が生えてきたら、噛み合わせ面が虫歯にならないようにシーラントという予防処置をすると良いですよ☆

歯と歯の間はフロス(糸ようじ)を使ってお掃除しましょう♪

 

2016年4月01日|

乳歯と永久歯

乳歯は妊娠中に作られます

乳歯は赤ちゃんがおなかの中にいる妊娠7週頃に発生します。
妊娠4~5ヶ月ころには石灰化といって、歯が硬くなっていきます。
その後、1~2年くらいかけて乳歯の完成です。
いくつかの永久歯も妊娠4ヶ月ごろにつくられ始め、永久歯は長い年月をかけて
完成していきます。

子どもの歯は、いつ頃どこから生えてくるの?

生後6~9ヶ月ごろに下の前歯(乳切歯)が生えはじめ、2歳半~3歳頃にかけて
ゆっくりと生え揃っていきます。3歳を過ぎには乳歯列での噛み合わせが完成します。
歯の生える時期や順序には個人差がとても大きく、生後4ヶ月くらいで生えてくる子も
いるのに対し、1歳ごろまで生えない子もいます。

ムシ歯になりやすい時期

生後19~31ヶ月は「感染の窓」とよばれています。
この時期に子どものお口にムシ歯菌が感染すると、特にムシ歯になりやすいといわれています。
「感染の窓」を乗り越えるとムシ歯になりにくいという統計もあり、
この時期にママをはじめ家族のお口のムシ歯菌をいかに減らすかが赤ちゃんの
ムシ歯予防にとって重要な事がわかります。
そして予防として以前豆知識でお話させていただいた、フッ素やシーラントといった治療を行うことで
ムシ歯予防することができます。

2014年12月09日|

乳歯に隙間が出来た! 子どもの歯ってどう生える?

からだの成長にともない、あごも成長します。すると、乳歯の歯間に隙間が出来てきます。
実はこの隙間には、お子さんのその後の歯並びや歯の健康にかかわる、重要な意味があるのです。

この隙間は乳歯列が育つ過程に特有なもので、総称して、「発育空隙」と呼ばれます。将来、永久歯が生えてくるための大切な隙間です。とくに、上あごの乳側切歯と乳犬歯の間の隙間、下あごの乳犬歯と第一乳臼歯の隙間は、霊長類(人間、サル、チンパンジー、ゴリラ)特有のもので、これらは「霊長空隙」と名付けられています。

乳歯の隙間は、一般的に乳歯が生えてくる初期には全体に大きく、1歳半頃に上あごの乳犬歯が生えると、乳側切歯とのあいだに次に生える乳臼歯に備えた隙間が出来ます。乳歯が奥歯まで生えそろって安定する3歳頃には、隙間は一時小さくなり、その後4歳頃からあごの成長とともに再び広がって、永久歯が生え変わる準備が進みます。とくに、上あごは、永久歯の前歯が生える1年ほど前から急激に成長し、横幅が広がります。スペースが確保され、永久歯列が並んでいきます。

また、この隙間は噛み合わせを調整する重要な役割も持っています。とくに、永久歯の生え変わりの時期の前後には、上下のあごがうまく噛み合うように、調整の役割も果たすのです。

上あごの成長は5~6歳頃になると、加速度的に進み、乳犬歯だけでなく、前歯のあたりでも同様に隙間が見られます、下あごも、上あごと同様、乳歯列から永久歯列へと大きく成長し生え変わっていきます。男の子は女の子よりも終始あごの幅が大きく成長します。

img23_no01

乳歯が生えそろったお口。
あごが成長するにつれて、歯間に隙間が出来てきます。
永久歯がきれいに生えるようスペースを確保するための大切な準備が進んでいます!

2013年11月19日|

患者さんから「子どもに歯が生え始めたのですが、いつから連れてきたらいいでしょうか?」と聞かれることがあります。できれば歯が生え始めた時に虫歯のないうちに連れてきてください。
歯ブラシや歯医者さんのケアに慣れておくと歯医者さんを怖がらず、痛い思いもせず、結果的にお母さんにとってもラクだからです。

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またフッ素塗布も虫歯予防にはとても効果があります。

子どもの虫歯は年齢によっていくつかなりやすい場所があります。

① 0~2歳頃(おっぱいやミルクを飲んでいる頃)
おっぱいや哺乳瓶のあたる上あごの前歯の裏に要注意!

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② 3~5歳頃(乳歯の奥歯が生える頃)
汚れの溜まりやすい奥歯の歯間や溝に要注意!

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③ 6歳臼歯について
歯の豆知識第5回を参照してください

また仕上げ磨きをいやがるお子さんもたくさんいらっしゃいます。1日に1回でいいので機嫌の良い時間をみつけて丁寧に磨くように心がけましょう。

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また仕上げ磨きを嫌がる一つに上の前歯を磨く際、小帯に歯ブラシが引っかっかって痛がることが多いので、小帯を指で覆い当たらないように注意してみてください。

2013年6月10日|

みなさんはシーラントってご存知ですか?

シーラントとは?
歯を削らずにセメントで歯の溝の深い部分を塞ぎ、清掃できない部分を無くすことで虫歯を予防します。
簡単な処置(1歯3分程度)で終えることができます。
※保険でできる処置です。

いちばん最初に生えてくる永久歯で正式の名前を「第一大臼歯」(別名6歳臼歯)といいます。
大きく、溝が深く、がっちりとした力持ちで、“歯の王様“とも呼ばれます。
乳歯列の奥に乳歯の抜け変わりなしに生えて、しかもごくゆっくりと1~2年かけて生えてくるので生えていることに気づかないお子さんもめずらしくありません。
半分歯肉に隠れている生えかけのときは、歯ブラシが届きにくく汚れが溜まりやすい状態。
この状態が長く続くうえに、6歳ともなると自立心が芽生え、親に仕上げみがきをなかなかさせてくれない年齢でもあります。
これらの悪条件が重なり、日本ではほとんどの方が大人になる前に、この大切な6歳臼歯を虫歯にしてしまっているのが現状です。
だから、この6歳臼歯が生え始めてきたころがシーラントを行うのに最適なのです!!


2012年11月02日|