歯の豆知識 第33回 気になる乳歯と永久歯 | 小児 | 岡山市のくれいし歯科クリニック
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歯の豆知識 第33回 気になる乳歯と永久歯


乳歯と永久歯

乳歯は妊娠中に作られます

乳歯は赤ちゃんがおなかの中にいる妊娠7週頃に発生します。
妊娠4~5ヶ月ころには石灰化といって、歯が硬くなっていきます。
その後、1~2年くらいかけて乳歯の完成です。
いくつかの永久歯も妊娠4ヶ月ごろにつくられ始め、永久歯は長い年月をかけて
完成していきます。

子どもの歯は、いつ頃どこから生えてくるの?

生後6~9ヶ月ごろに下の前歯(乳切歯)が生えはじめ、2歳半~3歳頃にかけて
ゆっくりと生え揃っていきます。3歳を過ぎには乳歯列での噛み合わせが完成します。
歯の生える時期や順序には個人差がとても大きく、生後4ヶ月くらいで生えてくる子も
いるのに対し、1歳ごろまで生えない子もいます。

ムシ歯になりやすい時期

生後19~31ヶ月は「感染の窓」とよばれています。
この時期に子どものお口にムシ歯菌が感染すると、特にムシ歯になりやすいといわれています。
「感染の窓」を乗り越えるとムシ歯になりにくいという統計もあり、
この時期にママをはじめ家族のお口のムシ歯菌をいかに減らすかが赤ちゃんの
ムシ歯予防にとって重要な事がわかります。
そして予防として以前豆知識でお話させていただいた、フッ素やシーラントといった治療を行うことで
ムシ歯予防することができます。


2014年12月09日|