歯の豆知識 第50回 『指しゃぶり、おしゃぶりはどうする』 | つぶやき | 岡山市のくれいし歯科クリニック
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歯の豆知識 第50回 『指しゃぶり、おしゃぶりはどうする』


1歳頃のお子様のお母様から「寝るときにいつも指しゃぶりをするの%e6%8c%87%e3%81%97%e3%82%83%e3%81%b6%e3%82%8a

ですがやめさせたほうがいいですか?」と聞かれることがありますが、

この時期の指しゃぶりは上顎へのタッチを楽しんでいるので無理に

やめさせなくてもいいです。

赤ちゃんにとっての指しゃぶりは、離乳食が食べられるようになるための大事なトレーニングです。

離乳食が始まる前から手や指やおもちゃなどを口に持っていき形や感触の感覚を養います。1歳頃の指しゃぶりはまったく気にすることはありませんので、心配せずにやらせてあげましょう。

 
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しかし、3歳頃を過ぎても続いていると、出っ歯になったり、開咬(奥歯をかんでも前歯が閉じない)などの問題が起きることがあります。3歳頃までに指しゃぶりがやめられた場合は、自然に歯並びが治る場合もあります。

 

 

 

心配な時は歯医者さんに相談しましょう。

また、おしゃぶりは、鼻呼吸を促すや出っ歯にならないなどの効能をうたっているものもありますが、

こうした効果の裏付けは、現状では確認されていないようなので、

できれば2歳になる頃にはやめさせるようにしていきましょう。

 

☆指しゃぶりをやめさせる効果的な方法☆

寝る前の指しゃぶりは、しゃぶっている方の手をつないだりして防ごうとしてもいやがる事があります。

その逆の手をお母さんが握ってあげたり、大きいぬいぐるみを抱っこさせてぬいぐるみのお世話(指しゃぶりをしない方の手で抱っこやトントンさせる)をさせます。

そうするとそちらの方に意識が集中してやめられることがあります。

一度試して見て下さい♪♪


2016年11月01日|