歯の豆知識第124回「お茶と歯の健康」 | スタッフブログ | 岡山市のくれいし歯科クリニック
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歯の豆知識第124回「お茶と歯の健康」


お茶と歯の健康

お茶にはフッ素だけでなく、「カテキン」と呼ばれるポリフェノールの一種も含まれており、じつにさまざまな健康効果が認められています。

むし歯予防効果もそのひとつですし、不快な口臭の改善をする効果もあります。

カテキンは直接においの成分と化学的に結合し、油脂などの酸化を抑えるはたらきも

します。

東北大学の研究(2021年)では、緑茶カテキン(EGCG)にはミュータンス菌などのむし歯菌の増殖を抑えるだけでなく、歯を溶かす酸の産生を抑制し、むし歯予防に効果があること報告されました。

さらにこの研究では、歯の表面にむし歯菌が付着することをカテキンが阻止し、

さらなるむし歯予防にもつながるとしています。

 

緑茶摂取と歯の数

東北大学の別の研究(2020年)では、65歳以上の高齢者24147人(平均年齢74.2歳)の

緑茶の摂取と歯の本数について調べました。その結果、緑茶を1日に4杯以上飲む人は、

そうでない人に比べて約1.6本多く歯が残っていました。

さらに1ヵ月に10人以上の知人、友人に会う人は、そうでない人に比べ、

約2.6本多く歯が残っていました。

日本では誰かと会うときに緑茶を飲む習慣があるため、それも関与していることが

示唆されました。

このように、お茶にはフッ素やカテキンといった有効な成分が含まれています。

ですので、古くから私たちの生活に根付いた食後にお茶を飲む習慣は、じつに理に

かなっているのです。有効成分をより活かすために、お茶を口に含んで数秒間してから飲み込む

「含み飲み」を毎日の生活に取り入れるとよいでしょう。

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2023年12月01日|