歯の豆知識 第72回 産前産後・妊娠中の歯科治療のQ&A | つぶやき | 岡山市のくれいし歯科クリニック
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歯の豆知識 第72回 産前産後・妊娠中の歯科治療のQ&A


Q.妊娠前の歯の治療は可能でしょうか?

 

A.一般的には安定期(16週~)歯の治療は可能です。

妊娠初期や後期には応急処置程度で済ませておくのがいいとおもいます。

ただし、お母さんの体の状態や治療内容でも変わってくるので無理のない治療をお勧めします。

 

Q.つわりがひどくて歯が磨けません。出血や歯肉の腫れもあります。

どうしたらいいでしょうか?

 

A.つわりで歯が磨けない時は無理せず、食後にうがい等で出来る事から始めましょう。

唾液の量が減ったり、口の中が酸性になりやすいことなど妊娠による変化から、虫歯、歯周病や知覚過敏になりやすくなります。体調のよいときに磨くように心がけましょう。

歯肉の炎症については、口の中を清潔に保つことで何よりも大切になります。

つわりが治まったら、口腔内ケアを含めて歯科受診はいかがでしょうか?

ただ、痛みや腫れを伴う際は、早めの受診をおすすめします。

 

Q.歯の痛みがひどいですが、痛み止めや化膿止めを飲むのは大丈夫でしょうか?

 

A.基本的には妊娠中は薬を内服しないほうがいいと考えます。

ですが、薬を使用しないことでお母さんの体に悪い影響があると考えられる場合には、お腹の赤ちゃんへの影響が少ない痛み止めや化膿止めの薬を必要最小限で処方することがあります。歯科で処方してもらう時は、事前に産婦人科の先生に相談してからの方が安心だと思いますので、先生の指示に従ってください。

 

産前産後・妊娠中の悩みは多いと思います。

分からないことがあればお気軽に相談してください。

 

 

 

 

 


2019年5月01日|