くれいしブログ くれいし歯科クリニックは休日(日曜日・祝日)も診療しています|岡山市 - Part 34

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マウスガード

マウスガードは口やアゴなどへのケガから保護するだけでなく、実は全身運動時にマウスガードを装着し、咬みしめることで、首周りの筋肉の活動を上げることができます。首を少しでも強く固定することで、脳へのダメージを軽減し、頚椎の損傷を軽減させられる効果が期待できます。
 

効果
 
★ 歯の破折、脱臼の予防
★ 顎関節の保護
★ 脳しんとうの予防
★ 唇及び口の中の裂傷予防
★ あごの骨の骨折防止
★ 首周りの筋肉の活動UP

 

必要とするスポーツ
 
ボクシング、重量挙げ、ハンマー投げ、レスリング、テコンドー、空手道、柔道、剣道、キックボクシング、アメリカンフットボール、ラグビー、フリースタイルスキー、サッカー、バスケットボール、ハンドボール、ラクロス、アイスホッケー、インラインホッケー、アグレッシブインラインスケート、野球など

 

手順

① 型取り
② 一週間程度で完成

マウスガード
・透明
・チェリーレッド
・ブルー
・イエロー
・オレンジ
・グリーン
・ホワイト
・トリコロール

計8色から選べます!!

 
詳しくはスタッフまで!

 

2015年8月03日|
「ホワイトニングをしてみたい」と思っている患者さんから「歯に悪くありませんか?」という質問をよく受けます。確かにホワイトニング剤はいくらか酸性なので、歯の表面が少々溶けます(脱灰)。
そうお答えすると心配になるでしょうが、実は食べ物や飲み物のほとんどは酸性です。レモンやコーラなど酸の強い飲食物もあります。
それと比べると、ホワイトニングによる脱灰は、唾液の中に溶け込んでいるカルシウムが歯に戻ること(再石灰化)によって自然修復される程度のもの。毎日の食事と同程度の脱灰ですから、特別に心配するものではないでしょう。
また、ホワイトニング剤に入っているのは、殺菌薬として知られるオキシドールと同じ成分。
細菌を減らす働きを備えているのです。これは虫歯や歯周病のリスクの軽減にとても有利ですよね。

そして近年では、さらなる予防効果が明らかになりました。
ホワイトニング後の※ペリクルのない歯は、ペリクルのある歯に比べ再石灰化しやすく、ホワイトニング前より後のほうが硬くなって耐酸性がアップすることが、いくつかの研究で明らかになってきたのです。
さらに嬉しいのが、フッ素や、CPP-ACP(リカルデント)の取り込みも盛んに行われるということ。
ホワイトニング後に、フッ素やCPP-ACPのジェルやペーストを歯に塗布します。
すると再石灰化がより促進され、さらなる虫歯予防効果が期待できます。
せっかくのチャンスを逃さず捉えて、歯を白くするだけでなく、攻めの虫歯予防効果も手に入れてみませんか??

※ ペリクル…エナメル質表面に直接唾液が接触して形成される、唾液由来のタンパク性の薄い膜です。

2015年5月02日|

歯の豆知識 『根の治療とは?』


「早期発見・早期治療」はむし歯の治療において、
とても大切なことです。
なぜなら、むし歯を放置するとむし歯菌が歯の中心にある神経(歯髄)まで到達し、炎症(歯髄炎)を起こしてしまうからです。

歯髄炎は非常に強い痛みを伴います。
神経は歯に栄養を供給する大切な役目を持っていますが、強い炎症を回復させる程の力はありません。
そのため神経に強い炎症が起きてしまった場合、神経を取り除いて根の中(根管)をお掃除する必要があるのです。

「根の治療」の方法

それでは、歯の神経を取り除いてお掃除する方法とはどのような治療なのでしょうか?
神経の炎症の程度や状態によっていくつか種類はありますが、高度な炎症が神経全体に存在した場合に適応される「抜髄」を例に挙げて説明します。

まず、麻酔をしてから、むし歯の部分を完全に除去して神経を取り除きやすい形に整え、神経の上の部分(冠部歯髄)を取ります。

そして、抗値を応用した根管長測定器と呼ばれる機器を使用して、特殊な針で根の長さを測ります。

次に測定された長さに合わせて、根の神経(根部歯髄)を除去しながらさらに形を整えていきます。
根の先端まできれいに神経が除去されて、根管の形が整ったら終了です。

しかしながら、歯の神経を取った後は、根の中は空洞になっています。せっかくきれいになった根の中ですが、このまま放置しておくと根の中は再度汚れる可能性があります。

そのため、空洞を閉鎖する治療である「根管充填」が最後に行われます。
ゴムの仲間であるガッタパーチャが根の中を隙間なく埋め尽くすために使用されていることが多いです。

根管充填後は、冠(クラウン)をかぶせて、しっかり咬めるようにします。
痛みがなくなったからといって、根管充填だけで終了しておくと、根が折れてしまうこともあります。
根が折れてしまうと、せっかく治療した歯を抜かないといけないので、必ず最後はかぶせまでして治療を終わりましょう。

2015年4月11日|

歯の豆知識 『歯ぎしり』

せんべいは10キロ、フランスパンは30キロ、そして歯ぎしりが60キロから80キロ。
これ、ものを噛むため歯にかかる重力です。
歯ぎしりにはこれだけ強い力がかかっているのですから、歯が欠けたり折れたりしても不思議ではありません。
また歯がぐらぐらしたり、アゴがはずれたりすることもあるそうで、歯ぎしりを軽視していると大変なしっぺ返しをくらうことになります。
ところで、歯ぎしりには三つの「型」があるそうです。歯をすり合わせるギシギシ型、食いしばるガリガリ型、そしてカチカチカチカチ鳴らすカチカチ型。
ギシギシ型は虫歯の詰め物が合わないことが主な原因、ガリガリ型はストレス、カチカチ型はその二つの原因が重なっているそうです。
歯ぎしりにお悩みがある方はお気軽にご相談ください。
歯ぎしり

2015年3月18日|

乳歯と永久歯

乳歯は妊娠中に作られます

乳歯は赤ちゃんがおなかの中にいる妊娠7週頃に発生します。
妊娠4~5ヶ月ころには石灰化といって、歯が硬くなっていきます。
その後、1~2年くらいかけて乳歯の完成です。
いくつかの永久歯も妊娠4ヶ月ごろにつくられ始め、永久歯は長い年月をかけて
完成していきます。

子どもの歯は、いつ頃どこから生えてくるの?

生後6~9ヶ月ごろに下の前歯(乳切歯)が生えはじめ、2歳半~3歳頃にかけて
ゆっくりと生え揃っていきます。3歳を過ぎには乳歯列での噛み合わせが完成します。
歯の生える時期や順序には個人差がとても大きく、生後4ヶ月くらいで生えてくる子も
いるのに対し、1歳ごろまで生えない子もいます。

ムシ歯になりやすい時期

生後19~31ヶ月は「感染の窓」とよばれています。
この時期に子どものお口にムシ歯菌が感染すると、特にムシ歯になりやすいといわれています。
「感染の窓」を乗り越えるとムシ歯になりにくいという統計もあり、
この時期にママをはじめ家族のお口のムシ歯菌をいかに減らすかが赤ちゃんの
ムシ歯予防にとって重要な事がわかります。
そして予防として以前豆知識でお話させていただいた、フッ素やシーラントといった治療を行うことで
ムシ歯予防することができます。

2014年12月09日|

「よく噛んで食べる」ということは、健康にとって様々な良い効果があります。
よく噛んで食べることにより、食べ物の消化を助けたり、病気の予防をしたり、様々な効果をもたらします。
「卑弥呼の歯がいーぜ!」(ヒミコノハガイーゼ)は、そんな噛む様々なメリットを表した標語です。

:肥満防止  よく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぎ、肥満防止になります。
:味覚の発達 食べ物の形態や固さを感じることができ、味がよくわかるようになるなど味覚が発達します。
:言葉の発達 口の周りにある筋肉をよく使うことで、あごの発達を助け、顔の表情が豊かになったり、言葉
         の発音がきれいになったりします。
:脳の発達  噛むことで、脳に流れる血液の量が増えるので、子供は脳が発達し、大人は物忘れを予防する
         ことができます。
:歯の病気予防よく噛むと唾液がたくさん出ます。唾液には食べ物のカスや細菌を洗い流す作用もあり、
         むし歯や歯肉炎の予防にもつながります。
:ガンの予防 唾液に含まれるペルオキシターゼという酵素が、食品の発ガン性を抑えるのでガンの予防に
         つながります。
イー:胃腸快調 消化を助け、食べ過ぎを防ぎます。また胃腸の働きを活発にします。
:全力投球  体が活発になり、力いっぱい仕事や遊びに集中できます。

よく噛んで食べるための工夫

1.急いで食べない  ゆっくりと味わって食べましょう。食べ物によって噛みごたえはそれぞれ違います。
           噛みごたえのある食べ物は、ひと口30回を目安にしてよく噛んで食べるようにしましょう。
2.飲み物で流しこまない 
           食べ物が口の中にある時は、飲み物をなるべく摂らないようにしましょう。
           飲み物で流し込んでしまうと、食べたものが細かくならないうちに胃に送られてしまう
           ので消化によくありません。
           よく噛むと、食べ物が細かくなり、自然に飲みこめるようになります。

これから、ご飯を食べるときは「卑弥呼の歯がいーぜ!」を思い出しよく噛んで食べてください。

2014年9月02日|

Q、どういうきっかけでなるのですか?

A、離乳の時期や指しゃぶりなど様々な原因があります。

☆ 離乳の時期を遅くしすぎていませんか?

2歳を過ぎても授乳を続けていると、舌を前方に出して乳首を巻き込み絞るようにしての飲む乳児独特の舌の動きのために、舌を前に出す癖が残りやすくなってしまいます。
また、離乳期から始まる、噛んで飲み込むための舌の動きの訓練が足りなくなることがあります。その影響で、飲み込みのための上手な舌の動きが獲得されず、舌がさがったり前に出る原因となります。


☆ 指しゃぶり、おしゃぶりも遅くまでしすぎていませんか?

指しゃぶりの癖があると、指が押してしまうことで指の形に合わせて上と下の前歯のあいだにすき間ができ、あごの骨も押して変形させ、開咬の原因になります。大きくなってもやめれなかったり、さらに開咬の穴に舌を突っ込む癖がはじまってしまうと治りにくい難症例になってしまいます。
またおしゃぶりやタオルなどを口に突っ込む癖もよくありません。指ほど固くはないので影響は少ないですが、同じように開咬の原因になります。


☆ 乳歯を早く抜きすぎていませんか?

乳歯を早めに抜きすぎると、永久歯がなかなか生えてこないことがあります。
歯がなかなか生えてこないと、歯がないところのすき間から空気が漏れて飲み込みにくく発声しにくいうえ、そのすき間が気になって、あいだに舌を突っ込む癖がつくことがあります。
歯が生えてきてもその癖だけが残ると、開咬の原因になってしまいます。


☆ 口をポカンとあけていませんか?
ポカン
この習慣は口呼吸と同時に現れることが多いです。常に口で呼吸をしていると口を閉じる習慣がなくなってしまいます。
口を閉じる習慣がないということは口を閉じるためのくちびるの力が弱いということなので、くちびるはたるんで太く、くちびるの角(口角)はへの字に下がってしまいます。
口呼吸によって下がった舌に押された歯をくちびるが弱いため支えられず、開咬の原因となります。

2014年8月12日|

女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)の分泌が増加するために歯周病菌が約5倍に増えると

言われています。そのため、歯肉の血管の透過性が亢進され、歯肉の腫脹を惹き起こします。

さらに口腔内にとどまらず、歯周病菌や細菌産生の炎症物質が血液を介して子宮を収縮させ、

早産を招くことが明らかになっています。歯周病に罹患した妊婦は、そうでない妊婦に比べて、早産や

低体重児のリスクが約7倍にも高くなることがわかっています。自分だけのことではなく、子供にも影響が

あると知ることが、妊婦さんの行動を変えます。実際、歯科医療従事者であれば、毎日、歯周病に罹患

している口腔と向き合います。もっと早く出会っていれば、良い治療が出来たのにと、思う経験は誰もが

おもちでしょう。妊婦さんのほとんどは初期から中等度の歯周病です。歯肉からの出血は気になるものの、

痛みを伴わず、生活には困らない状態ですので、今から治療し予防していけば未来は明るいのです。

赤ちゃんの虫歯予防を母子感染予防から始めるのと同様に、お母さんの歯周病予防を妊娠中から

始めることの利点は大きいのです。

 

2014年7月11日|

「口腔ケアで口内炎予防」

がん治療や大きな手術を受ける前の患者さんが、歯科の口腔ケア(歯石取りやクリーニング)を事前に受け、お口の中をきれいにしておくと治療中や手術後に起きがちなつらい副作用や合併症のリスクがグッと減るということご存知ですか?

がんの放射線治療や抗ガン剤治療、大きな手術を受けて体力が低下している患者さんに、口内炎ができて重症化したり、肺炎や発熱が起き患者さんの体力を奪って回復を防げてしまう副作用や合併症が、かねてからたいへん問題になっています。
この大きな原因となるのが、お口の中の細菌です。

詳細はこちら

2014年1月08日|

お口の匂い気になっていませんか?
自分で気づきにくいだけに「迷惑をかけてないかなぁ?」と心配な方も多いのでは

口臭は朝起きてすぐなど誰にでもある「生理的口臭」と、病気などが原因で匂う「病的口臭」とがあります。
そばにいるのが不快なほど匂うのはこの「病的口臭」が原因です。
すぐに治療&予防を始めましょう!

病的口臭の原因はほぼ100%歯周炎が原因です。
蓄膿症や扁桃炎などの耳鼻咽喉科の病気が原因のこともありますが稀です。


歯周炎とは歯ぐきの中にひそむ歯周病菌が炎症をおこす病気で、その症状が進行している状態です。
歯周病菌が歯ぐきのタンパク質を分解して栄養源にするときに発生する強烈なガスが口臭となるのです。
このため、ミントなどのタブレットやガムを噛むなどしても一時的な気休めにしかなりません。
根本的になくすには歯周炎の治療・予防が大事なのです!


ぜひ口臭が気になる方は一度歯医者さんで歯周炎の検査をしてもらいましょう。

2013年12月09日|