糖尿病が進むと、網膜や腎臓、神経などに障害がでることを
聞いたことがあるかたがおおいでしょう。
これらは糖尿病の合併症と言われるものです。
歯周病も糖尿病の合併症なのかというと、最近は併存疾患として捉えられるようになっています。
発症、進行するプロセスに共通する要因が多いと、お互いが関係しあうのです。
併存疾患同士は同じ方向に向いているので、良くなる時も悪くなる時も一緒という傾向があります。
また糖尿病だと歯周病になりやすい。歯周病だと糖尿病になりやすいという双方向性の傾向もあります。
歯科から発信しているのは歯周病の治療をすると糖尿病が改善するという情報です。
歯周病の治療が歯ぐきがよくなるだけでなく、糖尿病も改善するというのは一挙両得ですね。
糖尿病だけではなく、高血圧や動脈硬化、肥満なども歯ぐきと一緒に改善する可能性があります。




