くれいしブログ
なにかと話題の「機能性食品」による虫歯予防を見ていきましょう。現在、日本で利用できる機能性食品には、「特別用途食品」「特定保健用食品(トクホ)」「栄養機能食品」「機能性表示食品」「日本トゥースフレンドリー協会認定食品」などがあります。
虫歯を予防したい方は、トクホと日本トゥースフレンドリー協会認定食品にご注目を。これらの製品はスクロース(砂糖)の代わりにキシリトール、マルチトール、スクラロース、アスパルテーム、アセスルファムKなどの代用甘味料を利用しているので、虫歯の心配がありません。「歯の健康」に関連したトクホには、キャンデー、チョコレート、チューインガム、乳飲料、タブレット菓子などがあり、2020年10月時点で88品目消費者庁によって許可されています。
トクホには、虫歯の心配がないだけでなく、「再石灰化促進機能」をもつものもあります。
再石灰化とは、虫歯菌の酸などにより、唾液に溶けだした歯の部分(カルシウムとリン)が溶けた部分戻って修復されることをいいます。再石灰化を促進する成分を含んでいるトクホには、「歯を丈夫で健康に保つのに役立つ」といった効能表示が可能です。ガムでは、ポスカ(グリコ)、リカルデント(モンデリーズ・ジャパン)、キシリトール(ロッテ)、お茶から生まれたフッソガム(明治)が該当します。
虫歯予防には、何を食べるかと同時にいかに食べるかも重要です。甘いものがやめられないというかたは、トクホなどの機能性食品を利用するのもよいでしょう。私たちの健康と糖とのカンケイをうまく保つには、つきあい方が大事です。
赤ちゃんは妊娠中のお母さんのお腹の中で、月齢にしたがって様々な体の器官が作られていきます。人の歯は生後6カ月前後に生えてくるため、すでに胎児のときから作られることを知らない方も多いかと思います。ですから赤ちゃんの歯の健康状態は、胎児の段階から影響をあたえるといっても過言ではありません。
歯はお腹の中にいるときに形成されている?
人の歯はどのように形成されているのでしょうか。
妊娠7週目くらいから、胎児の口の中では「乳歯の芽」と呼ばれる「歯胚(しはい)」が作られはじめ、10週目くらいには乳歯がほぼ揃い、14週目くらいからは永久歯までの形成が始まります。
そして妊娠から4~5カ月が経つと、赤ちゃんの形成中の歯にはすでに石灰化(せっかいか/硬くなること)が始まるといわれています。
ですからその間の母親の健康状態や、体内に取り入れられる食事の内容が、赤ちゃんの歯にも影響を与えやすいことが、お分かりいただけるのではないでしょうか。
赤ちゃんのむし歯予防も妊娠中から始めよう
赤ちゃんの歯の強さは、「歯の石灰化がいかに進んだか」によって決まってくるといわれています。ですから妊娠中の方は、歯の石灰化を助けるミネラル成分、つまりリンとカルシウムが多い食事を積極的にとりましょう。
特にカルシウムは赤ちゃんの歯や骨を形成する上で重要な栄養素となるので、乳製品や海産物などから上手に摂取していきましょう。
歯の始まりは妊娠中から。むし歯に負けない丈夫な歯をつくりたいですね。
またむし歯は感染症ですから、現在妊娠中の方は赤ちゃんに感染しないよう、まずは自分がむし歯にならないように気をつけましょうね。
豚肉とゴボウの洋風炒め煮★
★材料
・豚肉 150g
・酒 大さじ1
・片栗粉 大さじ1
・ごぼう 120グラム
・ミニトマト 4個
調味液
・酒 大さじ2
・砂糖 小さじ2
・しょうゆ 小さじ2
・オリーブオイル 大さじ1
作り方
① ごぼうは長さ1センチ程の細いささがきに。水から茹で沸騰5分程で引き上げる
➁ 豚肉は5センチ幅に切り、豚肉と酒をポリ袋に入れてもみ込み、片栗粉も加え、
粉ぽさがなくなるまでさらにもみこみます。
➂ 鍋に湯をわかしミニトマトを湯剥きして4等分に切ります。その沸かした湯に②を入れ、
再び沸いてきたら火を止め、1分程度で引き揚げます。
④ 別の鍋にオリーブオイルをひき、中火にかけ、①を炒めます。水気が飛んだら③の豚肉、
ミニトマト、合わせた調味液を加えざっくりと混ぜます。調味液が沸いてきたら、
蓋をして弱火にし、3分ほど加熱して味を含めます。
①歯ブラシを見ただけで逃げる
歯みがき恐怖症タイプ
歯みがきは怖いものではない事を教え、歯みがきテクの
腕を上げましょう。歯みがきをテーマにした楽しくてかわいいしつけ絵本や
ビデオなどを見せるのもよいでしょう。その後、歯ブラシを持たせて
絵本の登場人物や人形の歯を磨かせます。
➁泣いて磨かせてくれない
号泣タイプ
とにかく手短にすませること。
「あ、アンパンマン!」など子供が思わずハッとするようなことを言って
一瞬泣き止んだ隙に、数秒で良いのでササッと磨いてしまいます。
終わったら少し大袈裟なくらいに褒めちぎってあげてください。
➂歯磨き粉の味を嫌がる
こだわりタイプ
歯科専用のものには味や感触がマイルドなものも多くありますので
歯磨き粉を別のタイプのものに変えてみましょう。
難しい場合はお水をつけて磨くだけでも大丈夫です。
口がゆすげない場合は研磨剤の入っていないフォーム状やジェルタイプ
のものがおすすめです。
④首を振って嫌がる
イヤイヤタイプ
普段から抱っこや髪をとかすなど触れられることに慣らし、
でんぐり返しなど転がる遊びで姿勢の変化に対する恐怖を取り除きます。
磨くときは子供の頭を両手ではさみます。
落ち着くまではなるべく手早く済ませるようにして下さい。
➄歯ブラシを噛む
カミカミタイプ
歯ブラシを噛んでしまったら、口をこじあけて歯ブラシを取り出したり、
叱りつけたりせず、子供が口を開けるまで待ちましょう。(その間、いつでも
磨けるように構えていてください)そして口を開けた隙にササッと磨き、
「もう終わっちゃった!さすが!」とオーバーに褒めてあげましょう。
⑥全身で抵抗して嫌がる
大暴れタイプ
まずは磨き方に問題がないかチェックしてください。時には1週間ほど
歯磨きから離れ、毎日歯磨き絵本を読み聞かせたり、人形で歯磨きごっこ
をするなどしてお子さんの心をリセットしてあげましょう。
それでもダメなら普段の歯磨きは諦め、歯磨きのかわりにフッ素スプレーを
使ったり、食後のキシリトールタブレットなどで乗り切り
「週末磨き」をして様子を見て下さい。