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くれいしブログ くれいし歯科クリニックは休日(日曜日・祝日)も診療しています|岡山市 - Part 37
乳歯に隙間が出来た! 子どもの歯ってどう生える?
からだの成長にともない、あごも成長します。すると、乳歯の歯間に隙間が出来てきます。
実はこの隙間には、お子さんのその後の歯並びや歯の健康にかかわる、重要な意味があるのです。
この隙間は乳歯列が育つ過程に特有なもので、総称して、「発育空隙」と呼ばれます。将来、永久歯が生えてくるための大切な隙間です。とくに、上あごの乳側切歯と乳犬歯の間の隙間、下あごの乳犬歯と第一乳臼歯の隙間は、霊長類(人間、サル、チンパンジー、ゴリラ)特有のもので、これらは「霊長空隙」と名付けられています。
乳歯の隙間は、一般的に乳歯が生えてくる初期には全体に大きく、1歳半頃に上あごの乳犬歯が生えると、乳側切歯とのあいだに次に生える乳臼歯に備えた隙間が出来ます。乳歯が奥歯まで生えそろって安定する3歳頃には、隙間は一時小さくなり、その後4歳頃からあごの成長とともに再び広がって、永久歯が生え変わる準備が進みます。とくに、上あごは、永久歯の前歯が生える1年ほど前から急激に成長し、横幅が広がります。スペースが確保され、永久歯列が並んでいきます。
また、この隙間は噛み合わせを調整する重要な役割も持っています。とくに、永久歯の生え変わりの時期の前後には、上下のあごがうまく噛み合うように、調整の役割も果たすのです。
上あごの成長は5~6歳頃になると、加速度的に進み、乳犬歯だけでなく、前歯のあたりでも同様に隙間が見られます、下あごも、上あごと同様、乳歯列から永久歯列へと大きく成長し生え変わっていきます。男の子は女の子よりも終始あごの幅が大きく成長します。

乳歯が生えそろったお口。
あごが成長するにつれて、歯間に隙間が出来てきます。
永久歯がきれいに生えるようスペースを確保するための大切な準備が進んでいます!
物を食べるために唾液が重要な役割をしていることはみなさん既にご存知だと思います。
よく噛んで食べると、唾液は噛まない状態のときの約3~4倍も分泌すると言われます。
唾液の中にはいろいろな成分が入っていますが、その中の一つにNGFという神経成長因子があります。このNGFは、神経を集中させる働きがあるといわれるホルモンで、唾液の分泌量が噛むことにより増えるとより集中力を高められることになります。
唾液の分泌を促進するのによく使われるのが「ガム」です。
なにも口に含まないで噛んでも唾液は分泌されるのですが、ガムを噛んだときは、一枚噛むだけでも、なにも噛まないでいるときの約4倍以上も分泌されることが分かっています。
ガムを噛むことは、気分をリフレッシュ(運動能力UP、緊張をほぐすなど)したり、口の中をきれいに(虫歯予防、口臭除去など)したり、噛む力を強化するためのとてもよい方法です。
また、ガムを噛むと、噛む筋肉は常に活動しています。その間、「噛んでいる」という刺激が、ずっと脳や全身の筋肉へ伝達されることになります。すると、身体全体の運動機能が活発化され、次の動作を迅速にできるようなウォーミングアップにつながるのです。
噛むことの効果があることから、プロ野球選手のあいだではパフォーマンスの向上を期待して、最近ガムを噛みながらプレーする場面がよく見られるようになりました。
ただし、ガムを噛みながらスポーツをするなら、必ずマナーなどの最低条件を守ることを忘れないでもらいたいと思います。

ウイルスは、細菌やカビとは全く異なった微生物です。細菌やカビは、何かの栄養(食べかすなど)を見つけて、それを食べて繁殖します。でもウイルスは生きた細胞にしか興味がありません。ただ栄養があるだけでは生きられず、生きている細胞、例えば私達の身体の細胞に侵入して、寄生し乗っ取ることでしか生きられないのです。
口の中には食べかすや染みだした血液などの栄養がたっぷりとありますが、ウイルスはこれを全く利用できません。そのため口から入ってきたら、なるべく奥へと入っていって、喉や肺の細胞などに寄生します。これが「ウイルス感染」です。中には、感染したまま発症するチャンスを狙って何十年も細胞の中に潜伏するものもいます。例えば口唇ヘルペスなどを発症させるヘルペスウイルスがこれに当たります。
それに対して、インフルエンザウイルスは感染するときをおかず爆発的に発症します。また、風邪のウイルスなどに比べても格段に感染力も強いため、恐ろしいウイルスです。
インフルエンザウイルスに感染しないようにするには、口に入ってきたらすぐに取り除くことです。また唾液の中に漂っていたり、粘膜の表面に溜まっていて細胞の中に入り込まないうちにうがいをして取り除いてしまいます。
そして歯磨きも有効です。口の中に溜まっているウイルスを取り除くことが出来れば発症を未然に防ぐことができます。
歯磨きを怠って口の中で細菌が増えると、その毒素で粘膜が破壊されるため、そこからウイルスが入り込みやすいことが理由としてあげられています。
日頃から丁寧に歯磨きをしていると、口の中の粘膜を健康に保つことができます。虫歯や歯周病の予防が、同時にインフルエンザ予防につながるんです。
口の中には、細菌だけでなくカビの仲間も住んでいます。口の中を調べると通常何種類ものカビが検出されます。
なかでもよく知られてるトラブルメーカーがカンジダ菌です。
ふだんはおとなしく目立たない存在なのですが、口の中が汚れていたり、宿主の体力が落ちたりすると、白い斑点状になって舌や上あごに広がります。
とくに気をつけていただきたいのが、入れ歯をお使いの方です。
肉眼では見えませんが、じつは入れ歯のプラスチックの表面はスポンジ状に穴が開いています。食べかすがつきやすく水分を含むので、カンジダ菌にとって絶好の住みかなのです。
カンジダ菌が入れ歯にくっついて増殖すると、デンチャー・プラークとよばれるヌルヌルができます。これはカンジダ菌の塊で、そのまま使っていると舌やあごが赤くただれ、ピリピリと痛むカンジダ症を起こしてしまいます。
さらにデンチャー・プラークが付着してから24時間ほどすると、プラークは熟成してバイオフィルムになります。バイオフェルムは丈夫な膜になり、洗浄剤の殺菌力がバイオフィルム内に浸透せず洗浄剤が効きにくいのです。入れ歯も歯と同様、毎日のこまめなケアが大切です。
また、カンジダ菌は他の細菌たちと同じように、日和見感染症を起こします。つまり健康な人にはなんともありませんが、体力の落ちた人に口内炎、食道炎、心内膜症などを起こすことがあるのです。高齢者の肺炎の原因にもなるので、日頃から口の中と入れ歯の清潔に気をつけていきましょう。

患者さんから「子どもに歯が生え始めたのですが、いつから連れてきたらいいでしょうか?」と聞かれることがあります。できれば歯が生え始めた時に虫歯のないうちに連れてきてください。
歯ブラシや歯医者さんのケアに慣れておくと歯医者さんを怖がらず、痛い思いもせず、結果的にお母さんにとってもラクだからです。

またフッ素塗布も虫歯予防にはとても効果があります。
子どもの虫歯は年齢によっていくつかなりやすい場所があります。
① 0~2歳頃(おっぱいやミルクを飲んでいる頃)
おっぱいや哺乳瓶のあたる上あごの前歯の裏に要注意!

② 3~5歳頃(乳歯の奥歯が生える頃)
汚れの溜まりやすい奥歯の歯間や溝に要注意!

③ 6歳臼歯について
歯の豆知識第5回を参照してください
また仕上げ磨きをいやがるお子さんもたくさんいらっしゃいます。1日に1回でいいので機嫌の良い時間をみつけて丁寧に磨くように心がけましょう。

また仕上げ磨きを嫌がる一つに上の前歯を磨く際、小帯に歯ブラシが引っかっかって痛がることが多いので、小帯を指で覆い当たらないように注意してみてください。

プラーク(歯垢=細菌の固まり)コントロールを習慣付ける方法として“ながら磨き”をおすすめします!!
プラーク(歯垢)とは?
プラーク(歯垢)は食べかすではありません。
例えるならお風呂を流した後の、“ぬめり”です。
ぬめりはこすらないと取れないですよね!?
同じ様な、ぬめりが歯茎の際についています。
この細菌の固まり=ぬめりをながら磨きで、徹底して歯を磨いて下さい。
ながら磨きとは?
○○しながら、歯磨きを行うことです。
洗面所などで5分間歯磨きをするのは辛いものです。
また歯磨剤を使用するとすぐに泡立ち、すっきりし歯磨きを終えてしまいます。
就寝前に長く磨いて頂くために、歯磨剤を使用せず上下顎15~20分、TVを見ながら、本を読みながら、入浴しながら磨いて下さい。
(歯と歯茎の際に毛先が当たるように注意して下さい。)
爽快感を得たい方は、ながら磨きの後に歯磨剤を使用し仕上げ磨きを行なって下さい。
※電動ブラシを使用すると2倍の擦掃能力があります。
歯磨きした際にヒリヒリする痛みを感じる場合は、力が強く傷になっている可能性があります。
鉛筆持ちで、力を抜き優しく磨いて下さい。
歯磨き時の出血はなぜするの?
プラークは細菌の固まりです。
慢性的に沈着していると歯茎に痛みはありませんが充血します。
そこに歯ブラシの毛先が当たると充血した歯茎から出血します。
この出血は傷によるものではありませんので、より丁寧にしっかり磨いて下さい。
痛みがなければ出血しても恐れずに歯磨きをして下さい!!
細菌の量が減り、炎症が消失するため、2週間程度で歯茎が引き締まり出血しなくります。
ながら磨きを習慣付け、歯の健康を一緒に保っていきましょう!!
ご不明な点がございましたら、お気軽におたずね下さい。
年齢とともに「お口が乾きやすい」と感じる方が増えてきます。
なかでも多いのは、普段飲んでいる薬の副作用としてのお口の乾きです。
現在は、睡眠薬や持病のお薬など、一度に何種類もの薬を飲んでいる方が多く、統計的に見ると日常的に5種類以上の薬を飲んでいる方にお口の乾きの症状が出やすいことが分かっています。
もしも日常的に何種類もの薬を飲んでいてお口の乾きが気になるのなら、減らせる薬がないかどうか、まずは主治医に相談してみてください。
持病の薬の場合、減らせない場合も多いでしょうが、勝手に止めるのは危険ですので、必ず医師に確認をお願いします。
トイレの回数を減らそうとして水分を控えている方にも、お口の乾きを訴える方が多くおられます。
こまめに水分を摂るとすぐに改善することもあるので、ぜひ試してみてください。
とはいっても夜中に何度もトイレに立つのはつらく、外出先ではトイレに行きにくいこともあるでしょう。
そんなときは、保湿剤の活用をおすすめします。
100%改善するというわけにはいきませんがだいぶラクになります。
・ジェルタイプ
・うがい薬タイプ
・スプレータイプ
があり、味もいろいろなので、使ってみてお好みのものを選ぶと良いでしょう。
ジェルのネバネバ感が苦手な方なら、うがい薬タイプやスプレータイプが使いやすいかもしれません。
「夜中に口が乾いて目が覚めてしまう」という方が就寝前にうがいをしたり、舌や粘膜に塗って寝るとだいぶラクになると思います。
いくつか試してお気に入りの保湿剤を見つけてください。
TCHとは?
みなさん、TCHということばを聞いたことがありますか?
これは、Tooth Contacting Habitの略で日本語では歯列接触癖と呼ばれています。
TCHは顎関節の痛みに関連すると最近話題になっています。
私たちが普段生活している中で、上下の歯が接触している時間は1日17.5分との報告があります。
基本的に上下の歯が咬み合っているのは、食べたり、飲んだり、喋ったりするときだけなのです。
それらの時以外は、歯同士は接触していないのが普通です。
それにも関わらず、上と下の歯を常に接触させる癖があると、口を閉じる筋肉の活動が高まり、筋肉の疲労や顎関節の圧迫を引き起こします。
そして、関節への血液供給が阻害されることで、痛みが過敏化したり、関節の運動がスムーズにいかなくなったりします。顎関節症の患者さんの50~70%にTCHの傾向があるとの論文もあります。

そこで私たちが提案したいのは、
「何気なく過ごしているときに、上と下の歯が触れていないか?」と自問自答して頂きたいのです。
実際に、奥歯を合わせてみると、顎関節付近の筋肉(こめかみ辺り)が緊張しているのがおわかりいただけると思います。その緊張が持続することで、顎関節症のみならず、肩こりや片頭痛などにつながることもあると理解して頂きたいのです。
気づいたときに、歯が接触しているようなら、意識的に歯を離し、同時に舌の力も抜くように心掛けるようにしてみてください。この方法で顎の筋肉と口周りの筋肉は非常にリラックスし、緊張やこわばりから解放されます。
みなさんはシーラントってご存知ですか?
シーラントとは?
歯を削らずにセメントで歯の溝の深い部分を塞ぎ、清掃できない部分を無くすことで虫歯を予防します。
簡単な処置(1歯3分程度)で終えることができます。
※保険でできる処置です。
いちばん最初に生えてくる永久歯で正式の名前を「第一大臼歯」(別名6歳臼歯)といいます。
大きく、溝が深く、がっちりとした力持ちで、“歯の王様“とも呼ばれます。
乳歯列の奥に乳歯の抜け変わりなしに生えて、しかもごくゆっくりと1~2年かけて生えてくるので生えていることに気づかないお子さんもめずらしくありません。
半分歯肉に隠れている生えかけのときは、歯ブラシが届きにくく汚れが溜まりやすい状態。
この状態が長く続くうえに、6歳ともなると自立心が芽生え、親に仕上げみがきをなかなかさせてくれない年齢でもあります。
これらの悪条件が重なり、日本ではほとんどの方が大人になる前に、この大切な6歳臼歯を虫歯にしてしまっているのが現状です。
だから、この6歳臼歯が生え始めてきたころがシーラントを行うのに最適なのです!!

✿歯の種✿
みなさんは、自分の口の中に生えてきた歯っていつ頃どこでつくられたか知ってますか?
どんなふうに育ってきたと思いますか?
人はお母さんのおなかのなかで10カ月くらいかけて赤ちゃんへと成長し産まれてきます。でも、産まれてきた赤ちゃんに、歯はまだ生えていません。
それでは歯はいつごろ、どこで作られるのでしょう?
産まれてきた赤ちゃんのあごの骨のなかでは、じつはすでにすべての乳歯と、一部の永久歯が作られはじめているのです。赤ちゃんのあごの骨のなかにも、将来どの歯になるかが決まった「歯の種」ができます。この種を「歯胚(しはい)」といいます。歯胚は、歯と、歯の周りの組織に育つ細胞が集まったものです。
お母さんのおなかのなかにいる赤ちゃんのあごの骨では、とても早い時期(妊娠7週ごろ)、最初の歯胚ができはじめます。この歯胚は乳歯の前歯(乳中切歯、乳側切歯)になります。10週までにすべての乳歯がすでに発生しているのです。
永久歯(大人の歯)は胎生14週目ころからできはじめます。出生後、乳歯が生えてからも永久歯は歯肉の中でゆっくりと時間をかけて成長していきます。
赤ちゃんの歯はマイナス1歳からつくられ始め、歯の性質の強さは、妊娠中のお母さんの健康状態や栄養状態が赤ちゃんの歯に大きく影響します。
歯の性質の強さは、「歯の石灰化(硬くなること)」で決まりますが、これを促進するのはカルシウムやリンなどのミネラル分。胎盤が完成し、胎児と母体が臍帯でつながるようになる4~5カ月ごろに胎児の歯の石灰化はどんどんすすんでゆきます。
この時期にお母さんの栄養状態が悪いと、赤ちゃんの歯が弱くなったり虫歯ができやすい性質になると考えられています。

赤ちゃんに強い歯や骨をプレゼントするにはカルシウムが必要です。お母さんはおなかの赤ちゃんのためにも、カルシウムなどの栄養をバランス良く採ってくださいね。

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