歯の豆知識 第58回 ハブラシの選び方♪ | 歯の豆知識 | 岡山市のくれいし歯科クリニック
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歯の豆知識 第58回 ハブラシの選び方♪


皆さんは毎日歯磨きをしていると思います。

歯磨きの際に必要なものは歯磨き粉とハブラシです。

今はドラッグストアなどでも沢山のハブラシが販売されてます。

ヘッドの大きさ、かため・やわらかめなど様々な種類がありますね。

しかし、どのような歯ブラシが自分にあっているかはなかなか見つけにくいかと思います。

今回は、人それぞれに合わせたハブラシの選び方・磨き方のコツを紹介します!

 

お口の状態に応じたハブラシの選び方

● 虫歯予防に力を入れたい方におすすめ

虫歯予防がメインの方は、毛の硬さは「ふつう」が良いでしょう。

「かため」だとエナメル質を傷つけてしまいますし、「やわらかめ」だとプラーク(歯垢)を落としきれないのでどちらも虫歯の原因となってしまいます。

奥歯までしっかり磨くために、ヘッドは「小さめ」のものを、歯間にフィットさせてしっかり汚れを落とすために毛先は「まっすぐ」のものを選びましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

● 歯肉炎や歯周病の予防・改善をしたい場合

歯肉炎や歯周病の場合は歯茎が腫れたり出血しやすいので、「やわらかめ」の歯ブラシで優しく磨きましょう。

また、歯周病の人は歯と歯茎の間の「歯周ポケット」にプラークが溜まりやすいので、毛先が細めの加工になっているものがオススメです。

特に、「超極細毛」の歯ブラシであれば歯周ポケットの汚れを効果的に落とすことができます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

● 特に奥歯をケアしたい場合

奥歯に磨き残しや虫歯が多い場合は、奥までしっかり磨けるようヘッドが小さい歯ブラシを選ぶのが良いです。

 

小さいだけではなく、ヘッドが薄くてネックも細いもの

女性の方は顎が小さめな方が多いので、子供用ハブラシで磨くのもおすすめです!

 

● 歯磨きに自信がない方・歯磨きの時間を短くしたい方

歯磨きに自信がない方・歯磨きの時間を短くしたい方には「電動ハブラシ」がおすすめです。

今は持ち運びができる電動ハブラシも多数あるので、外出先でもお口の中をきれいに保てます。

 

歯磨きの際の力加減

歯磨きのとき大切なのは磨き方と力加減です。

だいたい100~150gくらいの力で磨くのが良いとされています。

どれくらいの力加減か分からないときは計量器の上にハブラシをえんぴつ持ちにして置いて100~150gに保つように磨くと、コツをつかみやすいと思います。

 

 

 

 

 


2017年12月01日|